hair CRAFT ZANのこーへーです。自粛期間の延長に次ぐ延長で、白髪染めができなくて困っている方はたくさんいらっしゃると思います。「根元が目立つので自分で染めちゃおう!」とお思いの方、ご自分で白髪染めをするのはちょっと待ってください。ご自分で白髪染めをした後に美容院に行くと、3つのデメリットがあります。
今回は美容師の立場から、お客さまに「セルフ白髪染め」をおすすめしない(できない)理由をお伝えしたいと思います。
市販の白髪染めは髪へのダメージが大きい
ご存知の方も多いと思いますが、市販の白髪染め(薬剤)を使うと「髪が傷みやすく」なってしまいます。髪が傷んでしまうとヘアカラーも抜けやすくなり、何よりも「美髪」が損なわれてしまいます。綺麗になるためにカラーをしたのに、髪の美しさが損なわれてしまうのは本末転倒ですよね?
美容院で染める時に色が合わなくなる
市販の白髪染めを使うと、暗く沈んだ色になり過ぎてしまうことがあります。その場合「ブリーチをして色味を合わせる」などの施術が必要になってしまいます。
結果的に出費がかさんでしまう
セルフ白髪染めで傷んでしまった髪のダメージ補修、色合わせのための追加施術(さらに髪への負担が増えてしまいます…)を考えると、いつも以上の出費になることは間違いありません。また「元の髪の状態」に戻るまでには時間も必要になります。
信頼のおける美容院へ行くのがベストな選択!
以上、セルフ白髪染めで考え得る3つのデメリットについて簡単に説明してきました。ほかのカラーと違い白髪染め(黒染め)は色味が残りやすく、その部分だけがムラになってしまいます(ムラをなくすには非常に高い技術が必要です)。セルフ白髪染めは「やる時は簡単!」ですが、その先のことを考えると、おすすめしづらいというのが本音です。
お金と時間をムダにしてしまうよりも、信頼のおける美容院で白髪染めをしてもらうことをおすすめします。